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Topics 平成19年(2007年) 能登半島地震 ✏ 2007/03/25 掲載
概要 現在の地震活動 メカニズム解 地震波形 強震動 震源過程 地殻変動

█ 概要

   2007年3月25日9時41分に,能登半島沖を震源とするマグニチュード(Mw)6.7 の地震が発生し, 石川県七尾市,輪島市,穴水町で震度6強を観測したほか,広い範囲で震度5弱以上を観測しました。 この地震の深さは約10km,発震機構解は西北西―東南東方向に圧縮軸をもつ横ずれ成分を含む逆断層型であり, 地殻内で発生した地震です。能登半島周辺では,1993年2月7日に珠洲市の北方沖でM6.6の地震が発生しましたが, その地震の発生機構解は北西―南東方向の圧縮軸による逆断層型1)であり, 今回の地震とほぼ同様のメカニズム解を示しています。

(深さは防災科研Hi-netシステムによる暫定処理結果, マグニチュード及びメカニズム解は防災科研F-netによる手動解析処理結果に基づく。 また1993年能登地震の震源パラメーターは, YCU地震学レポートNo.20より引用)
【2007年3月28日 19:23更新】

1)

震央分布図
深度断面図

上図は上記地図中のグレーの矩形内における発生時毎に色分けされた震央分布を示す。中央の赤丸が本震の位置を示す。
右図はグレーの矩形内の震源を東北東方面から投影した深度断面図を示す。中央の赤丸が本震の位置を示す。



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