※ 連続波形画像に関する注意事項   【必ずお読み下さい】
各観測機関の記録した連続波形データを防災科研が蓄積し,画像化したものを表示しています。 1枚の波形画像に1時間分の地動が記録されています。 1本のトレースは 1分(60秒)に対応しており,横軸の数値は秒,縦軸の数値は分を表します。 振幅は各画像の右上に示したスケールを参照してください。
通常は,各トレースの間隔が, 1000nm/s(毎秒1ミクロン),5000nm/s(毎秒5ミクロン),25000nm/s(毎秒25ミクロン)に相当します。 高感度地震計は地動の速度を測定するため,このような単位を用います。

波形画像データは,2007年5月1日0時以降の分についてご覧頂くことが可能です。

画像はPNG形式で表示されていますが,鮮明な画像が必要な方は, zip形式で圧縮されたポストスクリプトファイルをダウンロードしてください。
この画像データは2時間遅れで作成されますが, その時点で機器の故障等によりデータが欠測していた場合には, 観測点検索マップ上にて赤丸で示されます。

なお,機器調整中のため,現在,観測を休止している観測点のリストや観測点周辺での工事等の情報は, 「観測点作業情報のページ」をご覧下さい。

<地震計故障による観測休止について>

通常の地震観測では,上下動1成分,水平動2成分の計3成分を同時に観測し, 地盤がどのように振動したかを空間的に把握することにつとめています。 ただし,一部の成分だけが異常となった場合や感度が異常になった場合でも, 地震波の到着を確認することが可能であるため,震源位置の推定(震源決定) に使用することが出来ます。また,ある時間帯のみ異常な記録を示し,その後, 特段のきっかけもなく正常な状態に回復することもあります。 これらの理由から地震計の「故障」を定義することは困難であるため, これまではHi-netウェッブサイト上で「故障中」であるかどうかについては, ほとんど通知しておりませんでした。

今後,そのような観測点のうち,全成分のデータで「異常」の状態が長く継続し, 速やかに正常に回復する見込みが見られない観測点については,「休止観測点」として取り扱い, 連続波形画像等の公開を一時停止させて頂くことといたしました。 また,上下動成分のみで「異常」状態が継続している場合は, 水平動成分の波形画像を公開することといたしました。

ご理解のほど,よろしくお願いいたします。