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高感度地震観測網Hi-netが日本全国に密に展開されたことにより,これまで認識されていなかった地球科学的な現象が発見された。それが,西南日本の深部低周波微動である。
この深部低周波微動の振幅は非常に微弱であることから,通常のイベントトリガー方式では微動活動の正確な推定は困難である。そこで,連続波形記録を用い,エンベロープに変換した上で,微動源推定を行った。
上図に示したのは,微動の主な発生域である東海地方,紀伊半島及び四国地方における日別頻度分布である。微動は連続して発生する場合が多いため,1時間の中である信頼度以上の微動源が1つ以上認められる場合,規模の大小に拘わらず1回とカウントした。

微動の振幅は小さく,通常の連続波形画像で確認することは困難であるが,スロースリップイベントを伴うような規模の大きな微動が発生した場合,連続波形画像でも微動の様子を確認することができる。例として,2002年10月15日三重県嬉野,同年10月19日愛媛県新宮,2003年1月18日愛媛県西条,同年1月21日愛媛県大洲,同年2月15日愛知県鳳来の1時間分連続波形画像を示す。


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