Topics 2011年4月7日 宮城県沖の地震 ✏ 2011/4/8 掲載
  トピックス:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
概要 現在の地震活動 メカニズム解 強震動

█ 概要

   2011年4月7日23時32分頃,宮城県沖を震源とするM7.4 (気象庁暫定値) の地震が発生し, 宮城県栗原市や仙台市宮城野区で震度6強を観測したほか, 岩手県南部および宮城県周辺で震度6弱を観測するなど広い範囲で強い揺れを観測しました。
この地震の深さは約63km(防災科研Hi-netによる暫定解析結果)であり, 防災科研F-netによるメカニズム解は西北西−東南東圧縮の逆断層型であると推定され, これらのことから,この地震は東北地方の地下に沈み込んだ太平洋プレート内で発生した地震(スラブ内地震)と考えられます。


図1.今回の地震(赤★)と, 今回の地震後に発生した地震(赤●), および2011年3月以降に発生したマグニチュード(M)7以上の地震(黄★) の震央分布を示します。 また,2003年以降に発生した過去の地震の分布を灰丸(●)で示します。 4月7日の地震のメカニズム解は,Hi-net初動解,F-netモーメントテンソル解ともに,西北西―東南東圧縮の逆断層型を示しています。




図2.左上は図1の破線で囲った領域における,西北西―東南東方向の鉛直断面図を示しています。 今回の地震は,太平洋プレートと陸側プレートの境界付近(東から西へ傾き下がる,震源分布の密な部分) よりもやや深い場所で発生しており,太平洋プレート内で発生した地震と考えられます。 右上は,図1の青線で囲った領域内で発生した地震について,マグニチュードの時系列分布を示しています。


※ 過去の地震の震源情報は,気象庁による震源カタログを使用しました。 また,Hi-netによるデータ処理では,防災科研Hi-netや気象庁,
  大学の定常観測点に加え,2011年東北地方太平洋沖地震合同観測グループにより設置された臨時観測点のデータを使用しています。




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