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■ 新AQUAシステム >用語の説明はこちら 防災科研Hi-netでは,比較的大きな地震を対象に震源,マグニチュード, メカニズム解についても即時的に推定するシステムを新たに開発し, AQUAシステム(Accurate and QUick Analysis System for Source Parameters)と名付け, 試験的公開を行なってきました。 一方,2007年10月1日より,気象庁において緊急地震速報の本格運用が開始されました。 この緊急地震速報には,防災科研Hi-netデータ及び防災科研で開発されたシステムが大きく貢献しています ( http://www.bosai.go.jp/library/k_news_img/k_news161.pdf)。 そこで,従来のAQUAシステムに緊急地震速報に適用されているシステムを組み込み, 「新AQUA」システムとして情報発信の即時性を高めました。 新AQUAシステムでは,まず全国の観測点からリアルタイムに伝送されるHi-net連続データを用い, 防災科研研究参事の堀内茂木が開発した着未着法に基づいて即時的に震源を推定します。 着未着法では,最低2点でのP波到達時刻に加えて,他の点では未だ到達していないという情報を用いますので, 通常の震源決定処理に比べてより即時的な震源決定が可能となります。 この手法で推定された震源情報をAQUA-REALと呼びます。 従来どおり5000nm/s以上の震動を記録した観測点での震動が記録された時刻を元に,波面推定法, および最小二乗法による震源位置(緯度/経度/深さ/時刻), 地震規模(マグニチュード)の推定を並行して行います(AQUA-RAPID, AQUA-HYPO)。 なお,AQUA-REALの情報はAQUA-RAPID, AQUA-HYPOの情報に優先して公開されます。 AQUA-REALまたはAQUA-HYPOの震源位置データから,引き続きモーメントテンソル解析によるメカニズム推定 (AQUA-MT/AQUA-CMT)が実施され, 3地点以上の観測点データによって50%以上の 品質(Variance Reduction) を有する解析結果が得られた場合に,その結果を公開します。 以上の解析手順をまとめると,公開される情報は通常, |
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のように推移していきますが,誤差が大きいなど信頼性が劣ると判断される場合には, その情報は公開されません。 最新の情報をご覧頂くために,適時画面の再読み込みを 行ってください。 イベントが判定されてから各情報が公開されるまでの時間は,およそ以下の通りです。 | ||||||||||||
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これらの解析結果の公開は,あくまで試験的なものであり,その推定結果に大きな誤差を含んでいる場合があります。 特にAQUA-HYPO推定のマグニチュードは, 気象庁の発表する値と大きく異なることもありますので,ご注意ください。 また,CMT解析によるマグニチュードは モーメント・マグニチュード(Mw) ですので,気象庁の発表するマグニチュードとは異なります。 自動処理による各種情報はあくまでも速報的なものですので, 正式には気象庁 の公表する情報を御覧下さい。 ✎ AQUAシステムの詳細については下記文献をご参照下さい。 松村 稔・伊藤善宏・木村尚紀・小原一成・関口渉次・堀 貞喜・笠原敬司, 2006, 高精度即時震源パラメータ解析システム(AQUA)の開発, 地震2, 59, 167-184. | ||||||||||||